top of page
検索

「増税」から「減税」への大転換(政治の刹那主義は、国民の利己主義を増長させるのか?)

  • kerokero1969
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 3分

2023/10/26


  • ウクライナとイスラエルでの戦争は、首脳政治家の飛行往来は、活発だが、名も無き人々の犠牲を増加させている。特に、イスラエルは、国防に於いて、日本と同様米国との同盟関係の中で、先進の科学技術と情報技術で進んでいると、信じられていた。だが、残念なことに、米国のべトナムやアフガンの撤退に見られるように、ゲリラ戦に於いて苦境を強いられている。今回もゲリラ攻撃の奇襲を受けた。マクナマラ戦略の弱点といわれたゲリラ戦の弱点が今も面々として続いている。日本も、国として東西南北を海に囲まれ、多数の群島が存在している。拉致も含めた沿岸警備、島嶼警備そして迎撃ミサイルの装備に重点を置きつつゲリラ対処も含めた更なる防衛戦略・戦術を増強していると推察される。信頼に足る軍事情報収集への弛まぬ情報技術の刷新と更なる情勢仔細の即時・的確分析へと進んでいると確信している。国防に資金が必要である。「減税?」日本は、近隣諸国からの「脅威」に対して、もう資金は投じない、このままで良い、という誤ったメッセージを、近隣諸国に与えてしまうのではないか。しかし、このような政治状況下でも、防衛当局の四六時中の常時の情報傍受、偵察能力、広域軍事分析と即時対処には、絶大の傾注を期待しております。


  • 日本の赤字国債の増加では、未来の人々のために、少しでも借金を返済するものではなかったのか?よくわからない税収増から国の借金返済を、未来のために実行するのではなかったのか。防衛でも資金増強がなされるのか確証をもてない。金融でもどうなるかわからない時に「減税」をするのか?金融市場が、どうみるのか?市場との対話といっておきながら、「減税」は、与党として最大の選挙対策としても不意打ちに等しいでしょう。円安・長期金利の動揺・市場介入・公定歩合の調整・更なる物価高・インフレと、続くことを心配します。英国のトラス前首相も減税で退任した。通貨当局は、世界市場が醸し出すケミストリーを、どう読み解くのか、日夜のご奮闘に頭が下がる思いです


  • 話は、かわりますが、国内政治の情報戦では、先の衆参の補欠選挙で、特に長崎4区では、党の選対委員長の登場に制限がかかっているという一部報道があった。党の遊説局が、選挙区のケミストリーを把握して、「二世候補」という一般選挙民への露出を極端に少なく制限をかけたのでは無いのかと推察された。3割(?)の政党支持率、投票率の低下、有権者の年齢構成の変化、有権者の投票行動への関心事から、「減税」が、最大の投票を獲得できる言葉だったのですね。選挙戦で一番責任のある適材適所の選対委員長に、党からの「減税」に何らかの相談はあったのか、不明ですが、遊説局の方針は、選挙民と直接接触している観点から、何が現在盲点なのか、不安なのかを知る上で、その“生の”情勢分析は、非常に興味深かった。


  • 選挙民としては、子育て支援が、大きなテーマであると思っていたが、それが一般選挙民からの大きな投票行動となる支援にならなかった事で、「減税?」が、キーワードになった。減税となれば、給与等が上がった人たちは、累進課税・保険料の負担増・物価高から、所得税率の引き下げを要求し、給与上昇に余り関係のなかつた人たちや老年者等は、保険料の負担増や物価高から、コロナ支援金の額に匹敵するものを得たいと思う。選挙民も明日をもわからぬ国際情勢・金融市場・Force Majeure(自然災害・人的災害)から、自分たち、家族をどう守るのか、という不安で、利己的にならざるを得ない。「減税?」政策は時限立法とは、何なのか政策混乱を来たしている状況を、どう打開するのか、一般市民水準よりはるかに裕福な議員諸氏のはるかにすばらしい知恵・戦略を期待します。


篠崎正幸

 
 
 

最新記事

すべて表示
北風の襲来となるか?

2025/11/19 日本からの海産物輸入停止から次なるレアアース輸出規制に中国が、踏み込むのかが ポイントである。 来年の米国中間選挙を見越した動きなのか、それとも自由アメリカの議員諸氏が、理性を取り戻したのか、彼らの動きが一転した。エプスタイン元被告に関連する文書開示に賛成した。開示内容によっては、一気に大統領のレームダック化が進む事になる。 篠崎正幸

 
 
 
保守は、(新)という隠し味があってこそ永らえるのではないか?「月月火水木金金」では、滅私奉公の(旧い)時代に逆戻りするのか?

2025/11/07 保守政治の政策文言の中で、官庁もイノベーションとかブレイクスルーという言葉を使うのは、革新とか刷新とか因襲打破とか壁打破を使用すると、革新政党のスローガンに似るように成る恐れがあると思ってワザとカタカナまたは英語表記そのままで、表示しているように思える。 以前の女性官僚で、夜の飲み会に頻度多く参加したり、この度は午前3時から仕事する女性宰相が出現したり、政・官界での女性進出は

 
 
 
世界で1番忙しいと思われているトランプ氏が、3日間日本に滞在する予定だ!国賓に次ぐ“公式実務訪問賓客”という待遇である。“実務”というのは何なのか? 真の目的は、27日の皇居訪問では無いのかと穿ってしまう。トランプ氏の現時点での進む道は今から単純に大統領任期を全うすることではないのだと思う。大統領の次に目指すこととは?

2025/10/23 (状況) トランプ氏は、UKに、2回国賓として招かれ、英国国王(King)と謁見している。 日本では、27日に天皇陛下(Emperor)に拝謁する。 米国内では、“NO Kings(国王は要らない)!”という大統領反対派がデモを行なっている。 国王と象徴天皇の実像を見て、自らの進むべき道を模索しているのではないか?単なる大統領任期全う以外の何かを、探しているのでは無いか?

 
 
 

コメント


bottom of page